メイド・イン・デンマークと優れたクラフトマンシップは、1950 年代に始まる家具や照明といったデンマークデザインを語る上で欠かせないキーワードでした。今日においてもデンマークデザインは、ひとつの強力なブランドとして存在感を放っていますが、残念ながらメイド・イン・デンマークであることは重視されなくなっています。しかし、本当に僅かながらも、同じ場所で作り続けられているものもあるのです。
近年の消費者は、商品がどこで、どのようにつくられたのか。そういったことを考慮して、商品を検討、購入する傾向にあります。レ・クリントとしては昔からサプライヤー、使う素材、製造方法にこだわっていたことから、特別なことをしているとは考えていません。ですが、我々が誇るクラフトマンシップについて知っていただければきっとレ・クリントをますます好きになってもらえると考え、これまで”デンマークの隠された秘密”となっていた職人たちをご紹介いたします。
3 年の見習い期間を経て、プリーツ職人に。レ・クリントの職人の中で最年少。幼い頃から沢山のレ・クリントの照明に囲まれて育つ。手先が器用であったことから、レ・クリントでプリーツ職人になったらおもしろそうと自然と考えるようになり、プリーツ職人に。
「デンマークデザインをつくるのはとても楽しく、手作業でつくられた照明が人々の家の中を照らしていることも嬉しく思います。」職人技に誇りを持ち、プリーツのシェードを折り続けています。