Keyword 1 KLINT family
家庭で使う照明を生み出した、クリント家。
レ・クリントの照明の原形を生み出したのは、建築家のP.V.イェンセン・クリント。船乗りの友人から聞いた日本の折り紙をヒントに、家族の趣味としてシェードを折りはじめ、親せきや友人たちにプレゼントしていました。1943年に息子のターエ・クリントは父から始まるクリント家の美しいあかりを普及させるためにレ・クリント社を設立します。
Keyword 2 Craftsmanship
手仕事から生まれる、心地よい照明。
レ・クリントらしい照明を形にしているのが、メイド・イン・デンマークの品質と、80年の歴史で培われたクラフトマンシップ。シェードを折るプリーツ職人は、10年もの修行を経て200近いモデルを全部折れるようになり、ようやく一人前とみなされます。他にもプラスチックシートのエンボス加工、照明に使われている細かな部材の製造、金属や木工を加工する職人等が在籍。実に様々な職人の手を介して、ひとつの照明がつくりあげられていくのです。
Keyword 3 Collaboration
デンマーク国内外のデザイナーと探る、照明の可能性。
ダイナミックな曲線の「サイナスライン(Model 172)」や細かなプリーツと有機的なフォルムを持つ「ラメラ」、花束のような「ブーケ」は、レ・クリントのDNAを守りながらも新しい解釈の製品として登場以来、世界中の人々を魅了しています。今もデザイナーや学生からのオファーは絶えない一方で、レ・クリントのデザイン戦略と合致するデザイナーとの出会いを日々探し求めています。
Keyword 4 Royal Family
デンマーク王室も、愛用。
デンマーク王室が公私にわたり王室列車やヨット、コペンハーゲン空港の特別室等を含めて、レ・クリントの照明を使われています。1980年にマレグレーテ女王がオーデンセにある工房へ訪問されるということで、当時の社長であったヤン・クリントは米国出張からすぐさま帰国したというエピソードも。2003年にはデンマーク王室御用達という栄誉ある称号が与えられます。その証として、レ・クリントのボックスにはロゴの下に王冠マークが入っているのです。
Keyword 5 KLINT Trust Found
財団により運営されるレ・クリント。
レ・クリントの歴史と伝統を継承すると共に、大量生産時代に突入する中で、従業員の健康と労働環境を守ることを目的に、1972年にヤン・クリントがクリント財団を設立します。今日もレ・クリント社を運営すると同時に若手デザイナーへの支援を行っています。